テレビを持たなくなって6年、メリット・デメリットを考察
もちーずです。
今では20代だけでなく、30代でもテレビを持たずに生活している方々も年々増えていると聞きます。
昔はテレビが情報収集の手段の中心でしたが、今ではYOUTUBEなどの動画サービスの台頭により、あらゆる手段で話題を集めることが出来るようになりました。
僕もテレビを持たなくなってはや6年、すっかりこの生活にも慣れました。
そこで今回は、持たなくなったことによるメリット・デメリットを個人的な見解も含めてお伝えできればと思います。
テレビのない生活のメリット
テレビを持たないという選択をすることにより、メリットは多くあります。
その中で「当たり前を除外する」という観点からお伝えしていきたいと思います。
メリット①:「とりあえずテレビを付ける」という習慣がなくなり、情報の取捨選択が出来る
「朝起きたらまずテレビを付ける」
「夜帰ってきたらまずテレビを付ける」
テレビを持っている方はかなりこの習慣が染み付いているのではないでしょうか。
僕もテレビを持っているときは当たり前でした。
テレビを持たなくなることにより、この習慣は変わります。
テレビでなく音楽を流したり、スマホやタブレット・パソコンを付ければ動画も見られます。
結局テレビを無意識に見るのは、それが昔からの当たり前の習慣だからです。
「面白い番組があるからテレビを見る」
「毎週見ているドラマがあるからテレビを見る」
「音が無くて寂しいからテレビを見る」
どれもテレビを付けていることが当たり前だからこその習慣です。
だからこそ急にフッとテレビが生活空間から無くなると、習慣が変わります。
強制的に情報を得る方法を変えざるを得ないからです。
情報を集めたければネットで検索すればいいですし、ニュースを見たければYahooなどにアクセスすれば大体網羅出来ます。
現代は情報収集の手段が数多くあります。
その中でテレビニュース、ワイドショー、バラエティなどの番組ジャンルで様々な情報を得ると、人によってはそれに振り回される可能性があります。
例えばコロナ禍の今の現状を見てみると、ここ2年間だけでも無数のメディアから情報が入ってきました。
テレビを付けてもコロナの感染者数をはじめとしたニュースを1日1回は必ず見ることになったかと思います。
その中でコロナ以外のニュースを見たかった、聞きたかった人からすると、テレビを付けて余計に見る無駄な時間が生まれてしまいます。
テレビを持たなくなることで無意識に情報を得るのではなく、自分が気になった情報のみを収集することが出来ます。
勿論スマホやパソコンで見る際も長時間見ないように自制は必要ですが、テレビのような無意識に情報を得たり見る機会は減ります。
メリット②:部屋のレイアウトの自由が効くようになった
テレビを所持しているとテレビ+テレビ台で部屋のスペースの一角をある程度確保しなくてはなりません。
狭い部屋に住んでいる場合は余計にスペースを奪います。
ただテレビを持たないという選択をすると、当たり前ですがスペースにゆとりがかなり出来ます。
例えば僕の場合で言うと、1Rの間取りで部屋が狭いためある程度レイアウトは考えなくてはなりませんでした。
そこで部屋に置きたいものにまず優先順位を決めました。
優先順位が高かった順に記載していきます。
◆パソコン
◆ベッド
◆冷蔵庫
◆洋服を掛けるハンガーラック
◆食品などを置く棚(炊飯器、トースターも配置)
◆テレビ
パソコンはモニター2台を置きたかったため、ある程度のスペースは必須。
ベッド・冷蔵庫に関しても必要。
となると残りはハンガーラックと食品などを置く棚。
ハンガーラックに関してはベランダが無いため洗濯物を干す際必須。
食品などを置く棚も自炊もするためある必要。
となると...今の部屋にテレビを置く場所はないという結論になりました。
人によってはテレビの優先順位が一番高い方もいると思いますし、単純に僕の場合は部屋の間取りの問題と自分自身の優先順位が低かったこともあり、そのような選択をしました。
あとはテレビを見るという習慣が処分する直前はほぼ無かったということも大きな理由です。
部屋のスペースを広くしたいという方には、今一度自分自身に本当に必要なのかというのを見直すことをオススメします。
テレビのない生活のデメリット
テレビが無くていい事だらけではないと個人的には思っています。
確かに家の中をスッキリさせたいという観点ではとても良いことです。
ただ、持っていない人の中でも不便に感じることはあるかと思います。
その中で個人的体験も踏まえて共有できたらと思います。
デメリット①:リアルタイムで番組やCMを視聴することが出来ないため、会話に加われない
テレビの話題で雑談が盛り上がることは仕事・プライベート問わずあるかと思います。
「あのドラマ面白かった」
「あのバラエティ番組のこのネタが面白かった」
「〇〇がやっているCM良いよね」
などなど、会話の流れでこのような話題になった時についていけないことが多くなる可能性があります。
依然として全世帯のテレビの所有率は80%を超える結果から、持たないことは少数派です。
情報を得る手段が動画サービスやYahooニュースなどがメインとなるため、なかなかリアルタイムでの共有をすることが難しくなります。
そのような状況のときに会話のネタとして続けられない、話題が途切れてしまうというのはデメリットかと思います。
デメリット②:どうしても見たい番組が配信されていない場合に困る
いくら動画で補えるからとはいえ、全ての番組を視聴することはなかなか出来ません。
テレビを見ているけど何となく捨てたい方や、YouTubeしか見ない方などに関してはオススメは出来ません。
その理由は、見たい番組全てが動画で完結するとは限らないからです。
特に生放送の番組をよく見る方に関しては、公式でライブ配信をしていないと映像として見ることができないため、リアルタイム特有の臨場感を映像として味わうことが出来なくなりますのでおススメ出来ません。
例えば僕で言うと、今年のプロ野球の日本シリーズをどうしても見たかったのですが、結局見られませんでした。
今年のオリックスvsヤクルトの日本シリーズは26年振りのカードということで、リアルタイムで観戦したかったのですが叶いませんでした。
一応Yahooに関してはプレミアム会員なので、シーズン中のパ・リーグの放送は無料で見られていました。
ただ日本シリーズだけは見られませんでした。配信サービスが行われていなかったからです。
他の配信していたサイトがあったのかもしれませんが、そこまで詳しくないので諦めました。
スポーツを生放送を映像として観て臨場感を味わうことは、この上なく気分が高揚します。
優勝決定の瞬間を生放送で観る温度感と、後で再放送分を観るのとではどちらが楽しいのかというのは明らかかと思います。
このように、全ての番組を動画で見れるわけではないので、テレビがないことにより困ることもあります。
動画有料配信サービスに複数登録していれば、あるいは他に見る方法の知識があればある程度は網羅出来るのでしょう。
ただ個々でそれなりの月額料金が掛かるので、それならシンプルにテレビを買ったほうか良いのかと思います。
まとめ
テレビのない生活を6年してみての考察でした。
正直テレビがあった方が良い人と無い方が良い人、それぞれ置かれている状況や環境により必要性は異なります。
重要なのは『テレビを持っていることが当たり前』という考えを一度見直すことです。
テレビを持っていることでデメリットが大きいと感じる人は処分すべきですし、逆にメリットが大きいと感じる人は持ち続けた方がいいと思います。
僕自身、6年もテレビを持たなかったらからこそこのような振り返りが出来ました。
実際今は買い戻すか悩んだりもしますが、優先順位が高くないため後回しになっています。
自分は本当にテレビを必要としているのかを振り返り、対応を検討されてみてはいかがでしょうか。